当社の所員は、税理士による業務執行の補助を担います。顧問先への巡回業務のための資料作成、決算月処理、年末調整、確定申告業務などを通じ、主に事務所内での書類作成補助や仕訳のデータ入力、電話応対や接客など補助的業務が主な仕事となります。
　また、それらのための資格取得や知識習得も必要に応じて対応します｡

　一般的な情報として、節税、租税回避、脱税といった言葉を耳にする機会があると思います。税務会計業務に携わる中においては、それらについて厳格に区別し理解することが重要となります。なぜなら、これらは租税負担の軽減を図るという点については共通しますが、似て非なるものだからです。
　まず、節税とは法律に定められた範囲内における経済的取引の中で、適正な法解釈をもって租税負担の軽減を目指す行為であり、認められる行為と言えます。次に、租税回避とは形式的には合法であるが、経済的、合理的な理由のない異常な取引を行うことで租税負担の軽減又は排除を行う行為であり、健全な企業運営と適正な申告納税を行う上では、認められない行為と言えます。そして、脱税とは課税要件を充足しているのにもかかわらず、それを隠匿し不法に租税の負担から逃れることであり違法（犯罪）行為であるため、許されないことです。
　私たちの日常業務の中でこれらのいずれに該当するのか、厳格に区別することが求められます。顧問先の利益を守ることと、脱税行為をさせることは全く異なることであることを常に認識し、企業の利益追求のため健全で、適法な申告納税を行うことが私たちの使命です。

　守秘義務とは、税理士法第38条「税理士は、正当な理由がなくて、税理士業務に関して知り得た秘密を他に洩らし、又は窃用してはならない。税理士でなくなった後においても、また同様とする。」と規定されており、たとえ家族友人においても口外することを禁じ、所員についても厳格に遵守すべきものです。

　午前9時00分より朝礼（打合せ）を開始できるよう準備時間を考慮し出勤してください。休憩時間を午後12時から午後1時までとし、午後5時より終礼を行い業務日誌の記入や備品書類整頓等退社準備をし、各自退社してもらいます。

　就業中における服装及び履物については、一般的に言う「オフィスカジュアル」を推奨しています。それらについては原則的に個人で用意して頂きますが、要望等により推奨する衣類を支給させて頂く場合もあります。
　また、髪型、ネイル、メイク、装飾品等については、業務に支障を生じさせない程度の服務規程に沿った節度あるものとして下さい。

　年間の共通恒例行事として1月（新年会）、3月（確定申告業務慰労会）、4月（社会見学）、5月（3月決算申告業務慰労会）、11月（所長誕生会）､12月（忘年会）等を行っています。また、昨年より毎月最終金曜日はプレミアムフライデーとして早めの退社や食事会を行っています。
　所員旅行については業務や個人の予定を鑑みつつ、所員により企画提案し年1回は実施しています。
　基本は一泊二日程度ですが、状況によっては海外も企画します。過去の旅行先としては沖縄・石垣島・宮古島、福岡・博多、大阪、伊勢・志摩・鳥羽、高山・下呂、能登、長野、静岡、東京、北海道・トマム、台湾、サイパン、グアム、ハワイ等です。
　また、業務に必要とされる資格取得に要する研修や、教材費用等については内容に応じて支援、支給を行います。